春に備えて・・・

こんにちはm(__)m

店主です。

本日、相棒ハイエースのスタッドレスタイヤを取り外しノーマルタイヤに交換しました。

ここ数年の大雪に備えておりましたが今年は若干拍子抜けした感があります。

まぁ大雪が降らないに越したことはないですが・・・

さてさて・・・

私は趣味が高じてバイク店を営むようになったのですが、ここ最近の一番の趣味というか心躍るといいますか・・・

前置きはいいとして・・・ズバリ釣りとキャンプです。

釣りに関しては小学生くらいの頃からずっと好きです。

キャンプに関してはここ最近ですが先輩のお誘いもありまして・・・

最初はバンガローが良いとかテントはたたむのがダルイとか色々言っては見ましたが、いざやってみると本当に楽しいです。

時間が経つのもあっという間・・・

キャンプの件はおいおい語らせていただきます・・として

キャンプや釣りに必ず持っていっているのが・・・

リジットフレームの粋な奴!!

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スズキさんちの「チョイ乗り」君です。

発売当時はあまりの低価格にびっくり!!

かなり売れたのでは??ないでしょうか??

まあ~~~~安いだけあって・・・

バイク屋さん泣かせなところも多々ございます。

全開走行は禁物!!

エンジンぶっ壊れます。

名前の通り・・チョイ乗りに使用するには良いですが・・

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低価格ゆえ??のリジットフレーム(笑)

スカスカ具合が粋です。

このチョイ乗り君、冬場は活躍の場があまりないのと前シーズンは釣りもキャンプもあまり行かなかったので正直全然乗っておりませんでした。

キャブが調子悪くて非常にくすぶります。

ですので・・・

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整備します。

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キャブレターかミクニですね。

早速、オーバーホールです。

中身は非常にシンプルな作りで簡単です。

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ヒッチメンバーです。

これでジェットを引っ張って、可愛い派手な女の子たちを乗せながら・・・何て事はひと夏の妄想に終わり・・

こいつを買った真の目的は??

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こいつでぇ~~~~す♪

ハイエースはデカイので何でも入るし良いのですが・・・

ベットキットを組んだままチョイ乗り君を載せられるように購入し取り付けました。

キャンプで出た生ごみも車内に入れなくても良いですし・・

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チョイと小さい・・・

走行中に落っことすなんて大事故起こさないようにしっかりとくくりつけないと・・・

今シーズン活躍の場はあるのかな??

車検の下ごしらえ

こんにちはm(__)m

店主です。

ここ最近は新規輸入車両の車検整備に追われています。

しかし・・・何故か新規輸入車にかなりの確率で装備されている部品に??を感じています。

そいつは!!

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VM33!!

だったら嬉しいです(笑)

ホントはパワーフィルター君です。

何故か高確率で装備されています。

不思議です。

まあ整備性は良くなるので良いのですが・・・

これのおかげで車検が通りません。

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正確にはパワーフィルターのせいではなくブローバイが外れているのでオイルの蒸気が大気の放出されているためです。

本来はエアークリーナー→キャブ→エンジンと循環するのです。

ようは大気汚染をさせないようにですね。

これは大切です。

しかしエアクリーナーを購入するには・・・

安くはないですしKZ系の場合は中古を探すしかないですし・・・

ですからこいつを製作します。

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以前作ったZ1用のブローバイ付きパワーフィルターです。

今回はパイ数が合わないので新規で作ります。

用意するものは・・・

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サイズの合うパワーフィルターと

これじゃないといけないという訳ではありませんが・・・

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古いハーレーに使用する オイルゲージフィッティングです。

ちなみに以前はハーレー用のS&S製エアクリーナーの部品を使用しました。

創意工夫です(笑)

当社は部品も多数販売していますので、こんな時には便利だと我ながら思います。

オイルゲージフィッティングはバラして一部のみ使用します。

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まずはパワーフィルターの中央に・・・

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穴をあけます。

フィッテングの外径を計測してチョイと小さい穴をあけます。

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ねじ込むのみ!!

これに耐熱の耐油ホースを差し込みブローの出口にとなります。

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ホースは内径10mmで出口のサイズに合いませんので水道のホースをジョイントに使いました((+_+))

取りあえずはOKです・・・

そして旧車ならではの問題です。

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通常はシビエのライトなどに交換して車検に向かいますがメインハーネス等の劣化で光量が上がらない場合が多々あります。

そんな時使用するのがヘッドライトブースターです。

ホントに凄い威力です。

以前数値で見ましたが4倍~光量が増えました。

ですので車検時には毎回持っていく便利アイテムです。

 

車検

こんにちはm(__)m

店主です。

車検・・・

旧車の場合は非常に厄介な場合が稀にあります。

通常お客様より依頼される車両は問題ないのですが長期間不動だった車両等は稀にはまり込みます。

今回の事件はこいつだ!!

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GPZ君です。

比較的新しい車両です。

とは言っても83年式ですから31年前の車両です。

新しく感じる私は時間が止まっているのでしょうか??

エンジンも調子よく問題が無い車両だったのですが、車検場でいきなりハイビーム不点灯・・・

取りあえず・・・

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バラして原因追究・・・

GPのカウルは初めて外しましたが簡単に外せることを知り何故か感動・・・

余韻に浸る暇もなく原因追究・・

するほど時間もないの球が切れていないことを確認に取りあえず配線増設にて車検クリアーを狙います。

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何があっても対応できるようにバイク屋さんの車には色々なものがギッシリ(笑)

これで万が一にも対応できます。

車検も無事に終わり次のターゲットを物色しに倉庫に出向きます。

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比較的数のあるCBX君を次のターゲットに決定

フォークリフトで2階から降ろします。

この歳までフォークリフトを運転することはありませんでしたが今では上手いものです。

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と思ったらタイダウンベルトが外れ危うく大惨事手前(-_-;)

危なかった・・・

油断禁物です。

始動確認

こんにちはm(__)m

店主です。

先日、入荷した車両ですが販売するにあたり選別をしました。

バラ売り・現状売り・中古車・レストア予定車等

バラ売りは簡単です。

程度と見た目で決めます。

現状売り・中古車の境界線は難しいです。

ですので初めは全て現状車にし手が空き次第、1台1台のコンディションを確かめながら始動確認をしエンジンが問題ない車両は中古車となりエンジンに問題があるような車両はレストアされたりバラ売りとなります。

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とりあえず2気筒ですし整備の簡単なGSからチェックします。

エンジンは驚異的に丈夫です。

他に類を見ない強靭なエンジンです。

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まずは基本中の基本。

プラグホールから圧縮を計ります。

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この時、プラグの焼け色を見ることにより今までのコンディションを確認出来ます。

この車両は若干黒いですが悪くないですね。

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いきなりキックを降ろすと油膜切れを起こしている場合、スリーブ内を痛めてしまうことがあるので寝ていた期間がありそうな車両は必ずプラグ穴からオイルを少量注入してあげましょう。

私はスプレー式で楽ですしゾイルスプレーを使っています。

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プラグ穴のまわりの砂などの異物はは事前に取り除くことをお薦めします・・・

シュシューと少量スプレーし

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ゆっくり何回かクランキングさせてからコンプレッションゲージにて圧縮を測定します。

10k~非常に優秀です。

基本的に欧州の車両はフリーウェイの関係か??過走行が多いです。

が、その分しっかり整備されている車両も多いです。

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圧縮があるということはエンジンは必ず始動します。

始動前にはオイル交換は必須です。

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履歴が分からない場合、オイル交換の際にはケチらずオイルエレメントも交換です。

オイルですが弊社では化学合成油の車両や季節により10w40または15w50を使用します。

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エレメントを外すとスラッジ等の汚れが溜まってます。

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弊社ではパーツクリーナーで洗浄しますが、もったいないという方はトレーに灯油などを入れて刷毛で洗ってもよいです。

安いパーツクリーナーは効力が弱く結果倍使用するのでお勧めしません。

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あっという間に綺麗になります。

Oリングも必ず交換してください。

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無駄なくオイルを規定量注入します。

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別体のガソリンタンクに新鮮なガソリンを入れます。

そしてキャブレターに直結します。

この際、オーバーフローなどのガス漏れを起こす場合は危険ですので作業を中断しキャブレターの点検、オーバーホールを行います。

そして緊張の一瞬・・・

セルを回すと・・・

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いとも簡単にエンジン始動・・・

しかもアイドリングも安定しています。

これはキャブの調整もポイント調整も必要ない感じです。

後はエアクリーナーエレメントの点検・交換を行います。

この車両は非常にコンディションが良いので追加オーダー可の中古車となりました。

追加オーダーとは売価を安く設定しお客様の依頼によりタイヤの交換や再塗装、カスタムを行うことを指します。

Z系でも同じくです。

ベース車両は多数ございますので一度遊びに来て下さい。

続々入荷

こんにちはm(__)m

店主です。

本日ようやく欧州便&アメリカ便の車両が入荷いたしました。

何故か予定より2台少ない34台が入荷です。

朝の8時半~夜の6時半過ぎまで荷降ろし+移動+仕分けでとてもハードな1日を過ごしました((+_+))

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間近で見るとびっくりするくらいデカイ40ftのコンテナ到着です。

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人海戦術でバイクをドンドン引きずり出します・・・

物凄い湿度と気温で汗が止まりません…

とてもコンテナで密入国なんて出来るはずがありません。

引きずり出した車両はO君がフォークリフトを手足のように使って降ろします。

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極上のKZ550を運び出すクマモン…

いつからクマモンになったんだ??

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2t車を借りるべきでした…

ハイエースで店まで10往復~

Z系は何とか2台入りますが正直大変です。

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ドン!!と並んだ旧車達!!

即エンジン始動してしまう車両もありました。

現地で大切に乗られていたであろう車両…

おそらく何十年も放置されていたであろう車両・・・・

皆様の下で可愛がってあげて下さい(笑)

御来店お待ちしております。