KZ1000MK2修理依頼

こんにちはm(__)m

店主です。

ここ最近、修理&整備の依頼を多数いただき誠にありがとうございます。

旧車をいじってくれなくなったとか・・・マフラーをいじっているとオイル交換してくれないとか・・・

色々な理由があるようですが皆様の期待に応えられるような仕事をさせていただきますのでよろしくです。

今回のドナーさんは、人気沸騰の角Zの代表格!!

DSC_1182

KZ1000MK2!!

バイク屋さんの私も高額なため仕入れに躊躇する1台です(笑)

売っても良いよという方は御一報ください(笑)

このMK2・・・

購入したのは約2年前・・・レストア済みの極上車を通販にて購入したのですが・・・

見た目と裏腹に調子がイマイチとのこと・・・

もうすぐ車検も切れるということもあり弊社に御相談をいただきました。

DSC_1184

パスパス言って調子が悪いとの事です。

セッティング??いやはや電装??

修理は推理です。

まずは当然プラグチェックから・・・

DSC_1191

グヘッ!!

真っ黒っ!!

何だろぉ・・・・

悩んでいてもしょうがないのでキャブを分解します。

DSC_1183

ピンクのホースは新品時は良いですが硬化するので大嫌いです。

キジマの耐油ホースに交換します。

DSC_1187

しっかりレストアしたようでキャブの見た目も綺麗ですしホース類を含め交換されているところには好感がもてます。

2年ほぼ乗っていないというキャブ内はいかに??

DSC_1188

綺麗です・・・

裏切られた気分(笑)

ジェット類をチェックします。

DSC_1190

メインでかすぎでは・・ないかな・・

DSC_1207

洗浄だけではオーバーホールとは言いません!!

リビルトキットを組みましょう!!

DSC_1210

問題発生・・・

フロートチャンバーのねじが計4か所・・なめてます。

M4サイズのヘリサートなんて持ってないし・・・

で購入しました。

モノタローで(笑)便利な世の中だわぁ(笑)

DSC_1226

ドリル&タップ&この3点があれば問題なくオペが出来ます。

DSC_1227

これがヘリサートです。

ようはねじ山です。

DSC_1222

なめたねじ穴にドリルで指定のサイズに穴をあけM5のタップでねじ山を切りM4サイズのヘリサートを組み入れます。

DSC_1225

アルミ地は柔らかいのタップにへばりつき上手くねじ山が切れなくなります。

きれいに除去しながらタップを切ります。

DSC_1228

時間をかけて丁寧に作業をすると御覧のように良い仕事が出来ます。

フロートチャンバーを取り付け始動確認&試乗をします。

中身はSTDサイズのジェットで組みましたが結果はいかに??