KZ1000LTD納車整備その3

こんにちは。

店主ですm(__)m

塗装に出していたLTDの外装がようやく上がりました。

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いつもながら素晴らしい出来栄えです。

しかし・・・・

問題が発生!!

というより気になっていたことが・・・

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完全に乾いているので錆も良く見えます(-_-;)

このまま使用すると前回同様キャブレター内に錆が入り不具合が発生します。

今回はもともと使用していたのと違うタンクを塗装したのですがこんなに錆びていたっけ??

ちなみに

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錆びたタンクを使用するとこんな感じになります。

洗浄するのも大変でした。

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浮きです。

釣りに行ったときに海岸で拾ったものです。

こいつは錆取りの際に・・・・

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こう使います( ゚Д゚)

絶対に漏れません(笑)

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風呂や洗面所の栓です。

お分かりだとは思いますが・・・

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こう使います。

これも絶対に漏れません(笑)

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絶対的に信用している商品です。

複数回使用でき経済的です。

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希釈する際にお湯を入れるとさらに効果的です。

再使用の時にもこのポットで温めて使用します。

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錆取り剤を入れた後は裏返したりまんべんなくタンク内の錆取りを行います。

錆取り剤は後にポリタンクに移し保管します。

錆取り剤を抜いた後は中性洗剤で洗浄し流水で洗い流します。

そして・・・・

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ヒートガンで熱して内部の水分を取ります。

すると・・・・

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錆が完全に除去されてピカピカです。

本来はコーティングも行いたいところですが今回は錆の程度が軽いのでこのまま使用します。

そして・・・・

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最高級品のフューエルコック「ピンゲル6000シリーズ」を装着します。

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次の作業はオイル漏れ編です。

ここは定番です。

外してみると・・・

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Oリングが完全に硬化しています。

手元にあったOリングをダブルで装備しにオイル漏れが収まりましたがオーナーさんの要望によりPMCの対策品に交換します。

さらに・・・

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ヘッドカバー&カムプラグからのオイル漏れも試乗したところ酷くなってきたので交換します。

納車前の試乗をすることにより膿がどんどん出てきます。

それにより納車後のトラブルをなくします。

現状渡しで購入する際にはこのような作業を自分で行うという覚悟がいります。

それはそれで結果が出る作業ですので楽しいですが・・・

機械物は正直です。

手を入れてあげれば応えてくれます。