こんにちはm(__)m
店主です。
今回は整備ネタです。
部品販売だけではないんですよ(笑)
ちゃんと整備もしております。
しかし今回ハーレーやZの整備ではなく私物ですが・・
販売価格の安い高いに関係無くどんな車両でも長期間放置されれば各部のO/H・油脂類の交換・劣化した部品の交換とやらなければいけない作業・交換しなければいけない部品は山ほどあります。
そんな作業内容を画像を撮り忘れなかった物のみ紹介しますのでご参考になればと思います。
今回は当店で長期間居座っているGT380です。
入手の経路はヤフオクです。
業者さんでもヤフオクを使うの??なんて方もいらっしゃいますが使います(笑)
ヤフオクだから安いという事はもはやありませんが面白いものは多々出品されていますのでついつい見てしまい店主のツボにハマればポチッと購入してしまいます。
興奮して入札すればついつい熱くなり失敗するのも一般ユーザー同様かな??・・
今回のGT380はアメリカのスズキのディーラーにて試乗車として使用された実走行900㎞程度の代物。
画像も全体的に映っておりパッと見は極上!!
細部の写真が出ていなかったのでヤレ具合は想像するしかありませんが・・・
説明文と全体の画像にやられ購入しましたが・・
実車を見て泣きたくなりました(笑)
錆錆&ヤレヤレです(笑)
唯一の救いはメーターや外装が綺麗な事位です。
久々にハマりました。
作業内容&交換パーツは山ほどありますがデジカメの画像をファイルに仕舞い忘れ&消してしまうというアクシデントみ見舞われたため、ブレーキマスターシリンダーのO/Hのみご紹介します。
握ったら戻らないマスターシリンダーは長期間放置されていた車体であればお約束の現象です。
一昔前であれば社外の別体式タンクのマスターシリンダーへ即変更でしたが、最近の旧車はSTD志向ですのでO/Hです
。
まずはマスターシリンダーよりレバーを外します。
裏面のナットを外せばネジは上に抜けますので簡単にレバーは外せます。
押されたまま戻ってこないインナーパーツ。
これを抜いて新品に交換です。
組み込みにはグリスを塗りますのでお忘れなく。
取り外すのに工具はあまり必要ありません。
基本こいつがあれば私はやってしまいます。
組み込みは傷や破損が怖いのでそれなりに使用します。
まずこいつ!!
つづいてこいつ!!
これで抜けるはず!!
ドライバーを使い反対側よりインナーパーツを押しますが非常に硬くビクともしません。
若かりし頃の店主であればプラハンでバンバン叩くところですが・・・(笑)
硬いのには訳があるはずと考えれるお年頃になっていますので無茶はしません。
スズキのパーツリストは非常にアバウトでインナーパーツの詳細な図がありません。
現物をまじまじと見ると・・
隠れていました(笑)
取り外したところで同じようにドライバーでインナーパーツを押すと・・
グフェッ!!!
ズタボロです。
こいつを新品にすれば基本的にはOKです。
マスターシリンダー内もパーツクリーナーを使用し綺麗に洗浄します。
そして問屋さんに新品のインナーキットが出るか問い合わせると。。。。